ホバート一人旅(車なし)|タスマニア旅行記

こんにちは!Hiroです。

突然ですが先日念願のタスマニア旅行に行って参りました!

元々わたしの行きたいところリストは「シドニー、メルボルン、パース、タスマニア、ケアンズ」で、ここだけはみないと帰れない!と思ってはいたんですけど、今のいままでついつい先延ばしにしてしまってました。。

ワーホリも終わりが見えてきましたので、今のうちに行けるところには行っておこう!

というわけで、ホバートを中心に3泊4日の一人旅(車なし)に行ってきました!(タスマニア旅行というよりはホバート旅行という方が正しいかもしれないですね。タスマニアもなかなか広いので)

私は免許はあるのですがペーパードライバーなので、車に乗る自信もなく、今回は車なしでの旅行となりました。

タスマニアは交通機関が全然充実していないので、正直なところ車があるのが理想です。。

とはいえ車がなくてもツアーを利用したり、楽しむ方法は全然ありますので、今回は私のタスマニア旅行記をシェアしていこうと思います!

これからタスマニアに行こうって方はぜひ参考にしてみてください!

ホバート旅行の基本情報

タスマニア旅行はハードルが高そうに思われがちですが、実はシドニーから約2時間で行けるお手軽さ。私も今回、車なしでホバートを拠点に3泊4日の一人旅を楽しんできました。

まぁシドニーにいたから近かったとも言えますね。

シドニーからホバートへ|意外と気軽に行ける旅先

私が利用したのはシドニー発ホバート行きの国内線で、所要時間はおよそ2時間。

なんと航空券は往復148ドル!

ちなみに私が行ったのは5月中旬で、タスマニアは秋から冬みたいな時期でした。基本的にタスマニア旅行は夏が人気らしいので、閑散期ってことになりますね。だから色々安かったのかな?(ただ気温は10度以下で激寒でした。笑)

ホバート空港から市内まではシャトルバス(往復26ドル)が出ており、30分ほどで中心地にアクセス可能です。

ホバートの宿・移動・ツアーはagodaでまとめて予約

宿泊、バス、日帰りツアーなど、すべてagodaで事前に予約しました。

ワーホリに来ているとホテルやバックパッカーを探したり、シャトルバスとかツアーの予約をしたい時が多々あるんですけど、その都度Trip.comとかBooking.comとかに分散してしまうと管理もしにくいしポイントとかもたまらないんですよね。

そこでおすすめはagodaです。わたしも友達に勧められてから利用し始めましたが、個人的には圧倒的におすすめです。

ほんととにかく何もかもが安いんです!なにかにつけて割引とかクーポンが出ていて、常に他のサイトよりも安く利用できます。特にツアーの料金はいろんなサイトで比較しましたが、ものによっては他のサイトよりも$20以上安かったりもしましたよ!

しかも使えば使うほど会員ランクが上がってなんかさらに割引クーポンをもらえます。

わたしは気づいたらもうMAXのプラチナ会員で割引されまくりです。笑

もしバックパッカーに数日間宿泊するという方はここから宿を探すのが本当におすすめです。数十ドル変わってきますよ。

今回わたしは「モンタキュート バンクハウス」というバックパッカーを選びました!

立地・設備・雰囲気ともに素晴らしく、一人旅でも安心して泊まれました!(なんと言ってもスタッフが優しかった)

5月のホバートは防寒対策が必須

私が訪れた5月中旬のホバートは秋の終わりで、気温は日中でも10度を下回る日がほとんどでした。ヒートテックやダウンは必須で、場合によってはさらに厚手のコートが必要です。

寒い時期なんですが、オーロラが見られる可能性があるのもこの季節ということで、料金も安いし、人も少ないので割とおすすめです。

タスマニアにある2つの世界遺産

まずタスマニアにある2つの世界遺産について先にお伝えします。

  • ポートアーサー
  • クレイドルマウンテン

1つ目がタスマン島にあるポートアーサーで、昔建てられた刑務所跡地。

2つ目がクレイドルマウンテンで、タスマニアの真ん中から左側に位置する大きな山です。

先に注意点なんですが、クレイドルマウンテンはタスマニアの左上の方にあって、ホバートからは車で片道4時間なので、ここに行きたい方はそもそもホバート以外の街に宿泊する方がいいかもしれません。

次にタスマン島というのがホバートの右にある島で、人気のツアー先の一つです。

ただホバートの周りにはいくつかの島があり、特にブルニー島も人気のツアー先となっています。

どちらもツアーに参加すると1日を費やすことになると思いますので、わたしのように3泊4日だと両方行くのは難しいかもしれません。3日のうちの2日を使うか、どうせなら4泊5日で行くというのも手かもしれないですね。

わたしは悩んだ末、タスマン島は諦め、今回はブルニー島に行くことにしました!

ホバート市内を徒歩で楽しむ|主要スポットの巡り方

ホバートの市内中心部は徒歩圏内で十分楽しめるエリアが多数あります。

私は初日に市内をのんびり散策し、1日でけっこう有名なところを周ることができました。

バッテリーポイントとサラマンカプレイスを歩く

私が最初に訪れたのはバッテリーポイントです。というかバックパッカーがここにありました。

レトロな石造りの街並みが広がる住宅街で、歩いているだけで癒されます。

そこからすぐ近くのサラマンカプレイスは、カフェやアートギャラリーが集まるおしゃれスポットです。

土曜日限定で開かれるサラマンカマーケットは残念ながら日程が合いませんでしたが、平日でも十分楽しめました!

でもこれから旅行に行く方は土曜日を日程に含めるともっと楽しめると思います。(けっこう悔しい。。)

ウォーターフロントからボタニカルガーデンへ

ウォーターフロントでは港の風景を眺めながら写真を撮ったり、のんびりとした時間を過ごしました。

そのままホバートセノタフを通り、ロイヤルボタニカルガーデンまで徒歩で移動。

このホバートセノタフは、戦争と平和維持活動で亡くなったタスマニアの人々を追悼するために建てられた記念碑なんですが、けっこうおすすめのチルスポットです!景色がよくてタスマニアンブリッジもよく見えます。

そこからボタニカルガーデンまでは徒歩30分ほどかかりますが、道中も景色がきれいで苦にはなりませんでした。

ボタニカルガーデンはやっぱりオーストラリアの魅力だなと常々感じます。土地の広いオーストラリアならではの贅沢な使い方ですよね〜。

ここには日本庭園が再現された区域もあったりして、異国の地で日本文化に触れられるのはなんだか感動的でした。

エリザベスストリート周辺でお土産探し

ホバートで一番にぎわっている通りがエリザベスストリート周辺です。飲食店やおしゃれなお店が並び、歩くだけでも楽しいエリアです。

私は「Red Parka」という雑貨屋さんでマグネットを購入しましたが、かわいいお土産がたくさん並んでいて、選ぶ時間も楽しいひとときでした。「Lily&Dot」というお店も人気とのことでしたが、こちらは女性向きのお店って感じでした。

ホバート周辺で満喫できる3スポット

車がなくても大丈夫!私はホバート発の日帰りツアーに参加して、自然や歴史ある町並みを存分に楽しむことができました。

絶景とグルメのブルニー島ツアー

ホバート南部に位置するブルニー島には、日帰りツアーで参加しました。

島にあるビーチやThe Neck展望台からの景色はとても綺麗でした。

他にもGet Shucked Oystersというとても人気のオイスターのお店がありました。オーストラリアとは思えないほど安くて、めっちゃ美味しかったです!

ブルニー島をぐるっと一周できたので満足感がすごかったです。車がなくても1日しっかり楽しめました!

こちらもagodaで申し込みました!ご興味ある方はぜひチェックしてみてください!

ブルニー島 日帰りツアー(ホバート発)

マウントウェリントンでホバートを一望

マウントウェリントンへは「Explorer Bus」というツアーバスを利用しました。agodaで$39!(元値は$45)

安いけど何度も乗れるし、しっかりツアーガイドさんが説明もしてくれて大満足でした。

市内から山頂までは約30分、標高は1,271mあり、天気がよければホバートのすべてを一望できます。

わたしが行ったときは曇り予報でしたが、全然綺麗に見えました!日中だったので思ったほど寒くもなかったです。

これは半日くらいでサクッと行けるので、正直いかない理由がないと思います。

マウント ウェリントン エクスプローラー

昔ながらの町・リッチモンドを訪問

リッチモンドはホバートから日帰りで行ける小さな田舎町です。

ここにあるリッチモンドブリッジという石橋はオーストラリア最古の橋なんですって!

昔ながらの落ち着いた街並みは全てがオシャレでしたし、川も陸もガチョウだらけで癒されました。

田舎町の雰囲気も最高で、小さなカフェで過ごす時間も心地よかったです。

このリッチモンドまではシティからバス1本で行くことができます。

ただし注意点ですが、バスは現金のみでした!!

わたしはバスの運転手のおじいちゃんに「現金ないよ〜😭」って言ったところ、「いいよ、乗りな!」とタダで乗せてもらっちゃいました。じいちゃん優しすぎ。これがオーストラリアのあたたかさ。シドニーにいると忘れてしまいますね。

ホバートでおすすめのカフェ、レストラン

すべてあげるとキリがないので、本当におすすめしたいところだけシャアします!

Jackman & McRoss

バッテリーポイントにある人気のカフェなんですが、ここマジで最高でした。2回行きました。笑

店員は親切だし料理は美味しいし、絶対行くべきです!超おすすめです。(コーヒー飲みかけですみません。。)

Machine Laundry Cafe

ここはコインランドリーとカフェが一緒になってる斬新なカフェでした。

ローカルの常連さんがたくさんきてる感じのところで、オシャレでとても居心地良かったです。

Mures

ここは人気の海鮮レストランです。Upper DeckとLower Deckがあって、上は高めのレストラン、下はファーストフードみたいな感じでした。ちなみにわたしは庶民なのでLower Deckしか言ってません。笑

とにかく1人の身としてはお店が入りやすいのが嬉しかったです。本当マックくらい入りやすいお店でした。

でも料理はちゃんと美味しくて、あとめちゃくちゃ量が多かったです。

ちなみに1回目牡蠣を食べなかったので、牡蠣を食べに2回目も行きました。

ホバート旅行を通しての注意点と感想

楽しかった反面、計画不足で行けなかった場所もありました。

ボノロン自然保護区とMONA美術館

タスマニアの動物たちと触れ合えるボノロン自然保護区ですが、こちらは車なしで行くにはツアーしか手段がありません。シティからは離れたところにあるしバスもありませんでした。

ただこのツアーバスが2週間先まで予約がいっぱいで今回は断念。閑散期なので、もしかしたら参加者が一定数いないと運行しないのかも?

あとは現代アートが楽しめるMONA美術館ですが、こちらもチケットが3日後からしか購入できず、今回は諦めました。そこに行くためのフェリーもチケットが3日後からしか購入できないようでした。ただこれはオンラインの場合なので、もしかしたら直接行けばチケットを買える可能性もあったかも?

どちらにせよ行きたい方は早めの予約を強くおすすめします。

オーロラはタイミングと運次第

5月はタスマニアでオーロラが見られるチャンスがある季節。私も毎晩アプリでチェックしていましたが、今回は残念ながら見れませんでした。

見れるかどうかは本当に運次第って感じなので、あまり期待しすぎず、見れたらラッキーくらいの心構えがちょうどよいかもしれません。

バスは現金のみ

繰り返しますが、田舎に行く場合は最低限の現金は持っていかないと最悪詰みます。

ホバート(タスマニア)の感想

基本的には自然が綺麗で、あまり開拓されていない、昔ながらの街並みや風景が楽しめるって感じでした。

海産物はとても美味しかったし、物価も安めに感じました。

ホバートに関しては飲食店とかも充実しているし、暮らしやすいと思います。

ただやっぱり冬はけっこう寒いです。防寒対策だけは必須ですね。

あと今回一番感動したことは、なんと言っても人が優しい!!!本当にあったかかったです。

田舎って素晴らしいなぁ。。

ホバート一人旅(車なし)まとめ|行きたいとこには行っておこう!

今回は、「車なしでのホバート一人旅」についてシェアさせていただきました。車がなくてもツアーをうまく活用することでかなり充実した旅ができました!今の時代に感謝ですね。

ところで、実はこれを書いている現在、日本に帰国することが決定しました!

当初の目標「シドニー、メルボルン、パース、タスマニア、ケアンズ」についてですが、実はタスマニアに行ったのが5月下旬で、その後6月上旬にパース旅行にも行ってきたんです。

サッカーの予選「日本 vs オーストラリア」を観戦してきましたよ!!(日本が0-1で負けたよ。笑)

パースは本当に人が少なくて静かな街でした。クオッカを見にロットネスト島にも行って、とても充実した旅行となりました!あと人が優しいこと優しいこと。。

ほんとシドニーに住んでると忘れてしまいますが、基本的にオージーってマジで優しいんですよね。やっぱり人の優しさは田舎に行った方が味わえるなと再認識しました。シドニーに引きこもってたらダメですね!笑

さらに現在は帰国ルートでケアンズに来ています!!10日間滞在してから日本に帰る予定です。

これでわたしの行きたかったリストはとりあえず全て達成できました!

ちなみにニュージーランドにも行きたかったんですけど、まぁそれはまた改めて行くことにします。

というわけでわたしのオーストラリア日記もこの辺で終わりになると思います。

お読みくださった方々、ありがとうございました。

今はフィリピン留学とかカナダワーホリとかニュージーランド、ヨーロッパ旅行に興味が湧いています。

あとは海外で働けるノマドワーカー的なのもいいなぁなんて考えてますね。

とりあえず行けるうちに行きたいところに行っておこう!

まぁ一旦は日本に帰って貯金しまーす。笑

ではでは!

この記事を書いた人

Hiro

「Hiro / フリーランスITエンジニア」
現在オーストラリア在住。実体験に基づいた情報を発信中。